14代目のとまとの森・・
350日目なので仕方がないのですが、片付けてしまうには
もったいないくらい、棚上の枝葉も元気で、花もあるし・・
大きな青いトマトもたくさんぶら下がっていました。
屋外は、今年は一度も雪が降らず11月10日になりました。
青い空がきれいで、気温も高かったので作業するには身体が
動きやすい日でした。
茎の太さは、太くならないように栽培管理に気をつけていましたが、
結局18.5㎝になってしまいました。
根っこは、栽培槽いっぱいまで広がりこちらは限界でした。
350日目(11月10日)
草高 180㎝(前年180㎝)
茎の太さ 18.5㎝(前年20.8㎝)
葉の広がり 960×970㎝(前年940×940㎝)
水(液肥)吸収量 88~118㍑/日(前年78~96㍑/日)
最終収穫個数 15,938個(前年20,486個)
前年比78%(4,548個減)
最終収穫重量 1326.9 kg(前年1094.1 kg)
前年比121%(232.8 kg増加)
枝葉の広がり(面積) 82.26㎡(前年82.85㎡)
前年比99%(0.59㎡減)
※収穫したトマト1個当たりの重さ 83 g(前年53 g)
前年比157%(30 g増加)
以上より、昨年に続き2年連続の収穫個数2万個に目標には
届きませんでした。今年は環境制御設備の導入3年目として、
過去最高の収穫個数と収穫重量を目標に栽培管理をしてき
ましたが、達成は出来ませんでした。
1年振り返れば、暖かい春があり、観測史上記録的な連続真夏日
があり、異常気象と向き合った年でした。来年に向けて、いろいろ
振り返って準備をします。いくつか気になる点もあるので栽培面で
修正したいと思います。
そんな中、良かった点は、収穫したトマトの1個当たりの重さが過去
最高を記録した事。大きなトマトだった事です。
この結果は考えるきっかけです。大きいからトマトの個数が増えな
かったという事も十分あります。
トマトの生育環境を良くしようとモニタリングと環境制御を始めて
3年目で、収穫個数が伸びなかった事は、トマトにとって生育環境
が良すぎて、子孫を残す方向に生育が行かなかったという事と考え
られるかもしれません。
栽培15年目を前にまた色々とトマトの気づかされています。
少し時間をおいて、すぐに次作の栽培の準備をしたいと思います。