オープンから、いろいろな生きものに出会える場所でもあった「えこりん村」。
夏の間はいろいろな蝶々やトンボが飛び交い、アマガエルが鳴き、セミの羽化が見られたり、
鳥が巣を場内につくったり、にぎやかでした。
さらに9月は赤とんぼが空一面を埋め尽くす日もあり、
場内の風景に季節感を加えてくれたりしていました。
さて、秋の訪れがいつもより遅かった今年ですが、いよいよ朝晩の気温も下がって、
見られる生き物もついに減ってきました。
し・か・し!
銀河庭園内にあるベアガーデンの水辺近くを通ったとき、水中から小魚がはねたような音が!
そこで、そ~っと水辺に寄ってみると…
4cm以上ある大きなヤゴがいました!
ヤンマの仲間だと思いますが、詳しくないので、夏の間、場内で見られた
「オオルリボシヤンマ」か「ギンヤンマ」かどちらかの子供なんだろうなぁと思っています。
季節はずれの遭遇に小躍りして、写真を撮らせてもらいました。
羽の長さを見ると、もう終齢と呼ばれる羽化直前の状態ではないかと思います。
こんな時期に上手に羽化して、カップルをみつけ、子孫を残せるのかなぁ…
と、他人事ながら心配したりして。
こうしてみると、宇宙人のような、哀愁のあるような、魅力的な顔をしていますね。
ヤンマのヤゴのアゴ(早口言葉みたいですが(笑))はガバッとひらいて、のびて、
エモノを捕まえます。無事に羽化して飛び立って欲しいですね。
ちなみに紅葉も少しずつ進んできたので、子供たちのイベントに備えて、少し葉っぱを集めてきました。
ニシキギやドウダンツツジ、サクラの葉は本当にきれいな赤い色になります。
この紅葉のきれいな時期をもう少し楽しみたいなと思います(^-^) あかね