「ふゆみずたんぼ」って?

20日に続きお米の話を…
1年目の銀河庭園のすぐおとなりに、「ふゆみずたんぼ」という田んぼを作って、
こちらも1年目の米づくりに挑戦していました。
パープル&ゴールドガーデンのあたりから下を見ると、
田んぼがあるのに気が付いた方もいらっしゃるかもしれませんね。

今年は、「田植え」「生きもの調査」「稲刈り」と3回、市内の小学生を中心に
ご家族の皆さんに来ていただいて、いっしょにお米づくりを体験していただきました。

田植え(6/3)
060603田植え1.jpg

生きもの調査(8/6)
060806調査1.jpg

稲刈り(9/30、10/1)
061001稲刈り05.jpg

そして、今の田んぼはこんな感じです。

061128たんぼ.jpg

私たちが挑戦している「ふゆみずたんぼ」は、冬の田んぼに水を張ることで、
イトミミズ、ユスリカの幼虫など生きものたちが活動する環境を整えて、
生きものの力で農薬、除草剤や化学肥料を使わない安全なお米を収穫できる技術として
注目を集めているものです。
今年は春からの水張りでしたが、水をはった田んぼでは、
アメンボ、ゲンゴロウ、マツモムシ、ユスリカ、トンボ、カエル…
日に日に新しい生きものたちがやってきました。
トンボは種類を確認できただけで14種類やってきました。
そばに銀河庭園という変化に富んだ水環境があったおかげもあるようです。
例えば、ギンヤンマ。普通の田んぼではなかなかお目にかかれません。

060906ギンヤンマ.jpg

来年はどんな生きものたちがやってきて、どんなお米が取れるのでしょうか?
「来年」といっても、来年の田んぼはもう今年から始まるのです。
この冬からたんぼに水を張り、真の「ふゆみずたんぼ」に挑戦します。
来年もそんな「ふゆみずたんぼ」を見に来ていただきたいと思っています。
それまで、田んぼや活動の様子をウェブ上でお伝えしていきます。

ふゆみずたんぼブログ:
http://blog.ecorinvillage.com/fuyumizutambo/

はしべ

  

2022年11月

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