かなわぬ恋の物語

ドイツの昔話より
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その昔、花には色がありませんでした…

神が恋をして うれしくて 幸せで

花たちに色をつけることにしました…

ゲート前のスノードロップ

すべての花に色をつけた神のもとに…

「私にも色をつけてくれませんか」と雪がやってきます…

でも色はもうありません

そこで神は
花に色をわけてもらうよういいましたが

冷たい雪には誰も近づきません…

雪とスノードロップ

すると…「私の色でよければお使いください」と言ったのがスノードロップ

それからというもの雪は白くなり

スノードロップだけが春をつげるように

雪に寄り添って咲くことができるようになりました

もしかしたら雪は花になりたかったのかな…

和名“待つ雪草(マツユキソウ)”とも呼ばれ

雪を待つ草…

もしかしたらスノードロップは
雪に恋をしたのかも知れませんね…

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もう少し待つと花が開き
また違った印象になるのですが
個人的にはこれくらいのスノードロップが好きです

残念ながら
銀河庭園 開園前のこの時期に咲きますので
お客様にはご覧いただけないと思います…
ごめんなさい…

雪に恋したスノードロップ
春にぴったりの淡い物語です

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スタッフj

  

2022年11月

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