第8期5回目の活動です。
今回は2本立てです。午前は先月スポット活動で刈り取りをした稲の脱穀ともみすり
午後はひつじまつりで収穫野菜の販売です。売れるかな???
稲刈り後に乾燥させ、稲穂から米を取り外します。
米の種類は「黒米」です。
しかし、まだまだ食べられる米にはなりません。
次はもみすりです。
もみすり後の黒米は今日の昼食のご飯と一緒に炊きます。
炊き上がりのご飯がほんのり赤くなり、甘みがでるのです。
昼食は販売前の野菜を一足先にいただきます。
メニューはダッチオーブンで調理する「ビーフシチュー」です。
材料はえこりん村産たまねぎ、にんじん、じゃがいもを煮込み、えこりん村で放牧し育てていた牛 肉を原料にした「フランク」を加えました。小さめのジャガイモ(メークイーン)を皮付きのままいれました。美味。
袋詰め作業はほぼみんな(?)でやりました。
やっぱり頼りになるセンパイたち。コーハイも一緒にやったよ。
袋詰めが終わったら、ひつじ祭り会場(花の牧場)へ移動して
販売開始!!予定時間を約30分ほど過ぎてしまいましたが、元気よくスタートです。
お待たせしてしまいゴメンナサイ。
「えこりん村の子どもたちが育てたむのーやくやさいでーす。いかがですかあーー」
店内に大きな声がひろがります。
販売方法や、セールストークは村民たち自ら考えています。これも、過去の経験からセンパイ村民が教えてくれています。
はじめは恥ずかしそうにしていた村民も、みんなと一緒に声を出し、ひとつ売れると自信がつき、次から積極的に声をだしていました。自信がつくと体が動きますね。お客様に野菜を渡して「ありがとう」っていってもらえる。うれしくなり、またやってみたくなる。想いが伝わり、返ってくることを感じていました。
販売時間は約1時間。用意した個数は100袋。
飛ぶように売れたわけではありませんが、村民たちが一生懸命に声を出し、店内を駆け巡りました。
残り時間はあと2分。残り2袋。
最後はみんなで声を出しました。
すると、ひとりの女性のお客様がいちどに2袋をお買い上げくださり見事、制限時間内に
完売!!!
おもわず、拍手と歓声があがりました。(店内の皆さん、お騒がせしてスミマセン)
販売するときに気をつけたことをきいてみました。
・野菜の種類を伝えた(じゃがいも、にんじん、たまねぎのセットでーす)
・料理のメニューを伝えた(カレーにするといいですよー)
・野菜の特徴を伝えた(無農薬でーす。)
これも、大人があらかじめ準備した言葉ではありません。(パネルに書いていますが)
子どもの吸収力と対応力、見よう見まねでなんとかするのってすごいですね。
次回は11月9日 「森に秘密基地をつくろう」です。
寒くなってきているので、防寒具、木を使うので軍手と長靴を忘れないようにね。
待ってまーす。
たにぐち